双子や三つ子以上の多胎児を育てる多胎ママ60人に聞いた!
育児・暮らしの手の抜きどころと、力のいれどころ。
アンケート結果で見えた母の愛の深さにホロリ…♡
育児と家事のメリハリ
手抜きポイントとしっかりポイント
手抜きポイントは断トツで「家事」
多胎ママの手抜きポイントで断トツだったのは〝家事〟でした。
「そうじとごはん手抜きするだけで違う」
「掃除、洗濯は毎日しなくたって死なない」
という声も多く寄せられていましたよ!
洗濯
- 洗濯乾燥機使用で干すのを省略
ドラム式洗濯機に多い乾燥機付きの洗濯機を使用して〝洗濯物を干す〟を省略。天候や時間を気にしなくてよくなるだけでもラクになりそうです。 - 畳まずカゴに投げ入れるだけの衣類収納
洗濯物で一番の手間は〝畳んでかたづけること〟カゴに投げ込み収納にすることで一気に時短できますね! - おでかけしない☆パジャマデー☆を作る
〝パジャマデー〟と命名することで、おでかけしない日も特別に感じますね!家事ラクと、暮らしの楽しさどっちも叶えてくれそうです♡
料理
子どもの食事
- 三食ベビーフード
- お粥+ベビーフード活用
ベビーフード活用!ベビーフードは種類や手の込んだものも多く、ドラックストアやスーパーで身近に手に入るのもありがたいですね。ベビーフードをベースに食材を足す等一工夫して、時短しているという方もいました。 - 離乳食は皿一つ同じスプーンで順番にあげちゃう
人数分のお皿を用意して、順番にあげる度に違うスプーンに持ち替え…というのも人数が多くなるほど負担に…。同じお皿、同じスプーンであげてしまえばスムーズな食事介助、かたづけ時短になりますね!
大人の食事
- パパは週末に大量に作るカレーを毎日食べてもらう
- 大人のご飯はコンビニで
- 大人の食事は適当
- 大人もレトルトや冷凍を活用
お子様の離乳食だけなく、大人の食事もなるべく時短。できあいのお惣菜を活用している方が多いようです。
掃除
- どうせすぐ散らかるから、かたづけは一日一回子どもが寝てから
- 皿洗いが面倒だから紙皿活用orお皿にラップやクッキングシートをしいて、使い終わったらポイ!
お皿にラップやクッキングシートを使用するのは、災害時にも役立つ暮らしの知恵ですね!災害時にいきなり試してみるよりも、普段の生活から取り入れるといざという時にも役立ちそうです。 - ルンバ活用
買い物
買い物はネットスーパーを活用!
コープデリやOisix等、食品宅配を利用するのも便利です!
お風呂
のんびり家で過ごした日は洗髪しないで顔・体のみ!
タモリさんも「洗髪は毎日しない」と公言していますし、毎日髪を洗うのが良いということでもないようです。自分が許せる範囲で時短・ラクしたいですね♩
育児は?
育児の手の抜きどころはそう多くはないようですが、多胎ママならではのポイントも寄せられました!
- セルフミルクで授乳
- 液体ミルク活用
授乳→げっぷ×人数×昼夜問わず数時間おき…はかなり堪えますよね。物で哺乳瓶を支えて自分でミルクを飲ませるセルフミルクや、液体ミルク等も活用して効率よく行いたいですね。 - セルフねんね
欧米では主流のセルフねんね。寝かしつけをせずに時間になったらベビーベットに連れて行き、子ども自身で眠る方法。
寝かしつけ中に、多胎児のもう一方がちょっかいを出してしまい寝れない…なんてこともしばしば…。生活リズムを作り、セルフねんねできるようになると親も子も快適に時間を過ごせそうです! - 泣き声はBGM
どんな泣き声も無視するというわけではありませんが、「泣き声はBGM」と思うくらい大きく構えておくのも良いかもしれません。
黄昏時に多胎児がそろって泣き、あやしても泣き止まず…夕食やお風呂の準備に追われるママも一緒に泣きたくなってしまいますよね…泣いているのはママのせいではなく「赤ちゃんが泣くのは自然なこと」と、穏やかにいたいものです。
多胎ママのここは頑張るポイント
ここからは、多胎ママが「ここだけは頑張りたい!」「しっかりやりたい!」と心がけているポイントをご紹介します。
アンケート解答の多くを占めたのが〝愛情をそそぐこと〟でした。
愛情をそそぐこと
- とにかく愛情を注ぐこと
- 1人1人と向き合う時間を作ること
- 2人それぞれの話を聞いて、それぞれを褒めること
- 平等に接すること
- 上の子への気遣い
- イライラしたり怒ったりしちゃうけど、大好きな気持ちだけはしっかり伝えるように
- 寝起きと寝る前の仲良しタイムで一緒にゴロゴロする時間
- 「抱っこ」と言われたら必ず手を止めて抱っこ
どの解答も、子を思う母の気持ちだけは妥協せずに伝えたい!ママたちの気持ちに共感できますね…!!
第二位:命にかかわること
妥協しない頑張るポイント第二位は、生命にかかわることでした。
- ズバリ!生きることだけ
シンプルですが、余計な不安や面倒をそぎ落とすための魔法の考え方かもしれません! - 危険回避
とにかく、危ないことはしない、させない環境設定や見守り。
[sitecard subtitle=あわせて読みたい url=”https://tatai.mom/tti_servey/babycircle/”] - 体調管理
子どもの体調不良は心配ですし、家庭内連鎖や暮らしの負の元凶にも…。〝健康が一番!〟ですね! - 睡眠
睡眠こそ、心身の健康の基盤!小さい赤ちゃんのいる多胎ママこそ、意識してどうにか睡眠時間を捻出していです。
その他 ママのしっかりポイント
ママのメンタリズムの維持
- 自分がイライラせずに明るい気持ちで接して笑いかけること
- 自分ががんばりすぎない、こだわり過ぎないことを意識
自分を後回しにしてしまうことが多いママですが、多胎ママこそ、ママ自身を追い詰めないことが一番気にかけるべきポイント!特に心がけて自分に休息をあげたり、人に甘えたいですね!
衛生
- 歯磨き
赤ちゃんの頃の無菌状態を保つべく、歯磨きだけは寝てしまっても起こしてする!という方も - 毎日お風呂に入って保湿する
- あせもやかぶれないよう、お風呂は必ずいれる(シャワーでもOK)
- おしりかぶれしてしまったので、面倒だけうんちの後はお風呂に行ってシャワーで流しています
特に敏感肌の場合、毎日一回肌を清潔にして保湿するのは有効なので、手の抜けないポイントですね。 - 埃に弱い子たちなので部屋と布団は毎日掃除機がけを欠かさない
それぞれお子様の様子によっても手の抜けないポイントがありますよね。
臨機応変に、手抜きできるところとできないところでメリハリをつけて、頑張りすぎずに生活したいですね! - 双子の主な生活圏であるベビーサークルの中だけは毎日掃除!
完全に〝掃除はしない!〟とするよりも、ここだけはしっかりする!という方がママの気持ち的にラクという方もいました!
その他
- 生活リズム
生活リズムを確立することで自分の時間を持ち、長期的にみてママが少しでもラクに過ごせるかもしれません。 - ごはんはなるべく野菜を意識
- 食材
手抜きポイントでも上がった食事についてですが、もちろんこだわりたいママもいますよね!
買い物をネットスーパーで注文したり、手の抜けるところでラクしたいですね。 - 洗濯はその日のうちに洗い→かたづけまで。ため込むと後から後悔
経験者は語る…?笑
未来の自分のために今できることをその日の内に! - 絵本の読み聞かせ
- コーディネート
ママが子どもと一緒に楽しみたいことは、大変な時もしっかり楽しむ。
そのメリハリが一番大切かもしれませんね!
編集後記
ママの育児・家事のメリハリの付け方を垣間見て
家事は適当でも死なない!愛情はたっぷり注ぐ!
ママの強さや愛の深さにホロリ…。
そんな筆者も同じように感じる1人のママですが、今回のアンケートで客観的にみることで「自分がんばってるじゃん!」と感じられました。
掃除が行き届いてなくても、洗濯物ため込んでしまっても、一汁三菜なんて夢のまた夢でも、家族が元気で健康なら「最高のママ!」と自分で自分をほめてあげてもいいのかも(^^)
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