双子の学力差への対応7つのポイント

多胎児たちが幼い頃は発達の違いにおおらかだったのに、読み、書き、計算の練習がはじまって学力に差が出てきたのが気になったことはありませんか?

ふたご研究では、双子の学力は似ている傾向が示されていますが、個々をみるとやはり得意なもの、不得意なものがあり、同じ努力をしても結果に差が出てくることはあります。
また、同じように育てていても性格は異なり、コツコツやる子もいれば、一気にやる子もいます。そして、成績が良かった方をより褒めたり、勉強が苦手な子の面倒ばかりみたりと、対応に偏りが出てきてしまうこともあると思います。

ここでは双子に学力の差があるときに心がけたい7つのポイントCHERISH(チェリッシュ)を紹介します。

双子に学力の差があるときに心がけたい7つのポイントは、英語の頭文字をとってCHERISH(チェリッシュ)と呼ばれています。

CHERISH(チェリッシュ)とは?

CHERISH(チェリッシュ)とは、「子どもを愛情を込めて大切にする」という意味があります。

CHERISH(チェリッシュ)の「C」

Communicate your love equally to each twin.
より好成績の子の方が褒めやすく、愛情表現がしやすいかもしれません。
ですが、学業成績によらずに愛されているということを伝えましょう。

CHERISH(チェリッシュ)の「H」

Help discover each twin’s learning style.
双子であっても、勉強の仕方がが同じとは限りません。
それぞれに合った学習スタイルを見つけて応援しましょう。

CHERISH(チェリッシュ)の「E」

Engage a team of professionals.
先生や教育のプロ、習い事を活用するのも一つの手です。
関わる人が多いというのは強みです。親だけで抱え込む必要はありません。

CHERISH(チェリッシュ)の「R」

Reach out.
それぞれの好きな趣味やスポーツなどに手を差し伸べて支援しましょう。

CHERISH(チェリッシュ)の「I」

Include going to bat for your twins.
幸福感や自信をもてるような成功体験できる場を応援しましょう。

CHERISH(チェリッシュ)の「S」

Share special and equal amounts of time.
それぞれとの特別な時間を充分に共有しましょう。

CHERISH(チェリッシュ)の「H」

Honor and value each twin for his or her own uniqueness.
それぞれの個性や、ユニークなところ(独自性)を尊重し、大切にしましょう。

まとめ

差を埋める×
それぞれのニーズに応える◎

CHERISHで言っていることは、多胎児でもそれぞれの個性を大切にしていこうという当たり前のことのように感じた方も多いかもしれません。

双子に学力の差があっても、その差を埋めようとするのではなく、それぞれのニーズに合わせて対応することは不平等なことではありません。
学校などの外の世界では、成績をはじめ、様々な評価がつき、多胎児たちが比べられる機会も多かれ少なかれあります。しかし、学業成績に関係なく自分は愛されているという自己肯定感があれば、多少のことにもくじけずに頑張れるのではないでしょうか。

参考文献
Deborah Ross-Swain(2018)”Confidence & Joy: Success Strategies for Kids with Learning Differences”, Crescendo Publishing

多胎マム編集部

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