多胎ママだって一人連れのママと同じように我が子を色々な場所に連れていってあげたい。
子どもだけじゃなく、毎日子育てに追われてるママ自身のリフレッシュや楽しみとして、怖がらずにもっと気軽に電車でのおでかけを楽しんでほしい。
そんな思いを込めて、今まで私が経験した電車移動の体験談をご紹介します
双子ベビーカーで電車移動のコツ
狭い改札攻略法
私は横型の双子ベビーカー(日本育児のツインハート)を使用していました。
見た目がかわいいので横型を選びましたが、とにかく改札が狭く、いつも駅員さんがいる側の広い改札を通っていました。都内や大きい駅に行くと、広い改札が無い出口もあり、双子ベビーカーが通れる出口を探してさまよったこともありました。
はじめての駅では、事前にホームに居る駅員さんに広い改札がどの出口にあるのか聞いておくと◎
行きでスムーズに行けた場合は、帰りも同じルートで帰ると安心!
エレベーターの探し
今までは何も考えずエスカレーターを使用していましたが、エレベーターって少ないんですよね!端の方にあってかなり歩いたり、遠回りしなきゃいけなかったり、はじめての駅だとエレベーターを探すのに一苦労です。
初めての駅では事前にエレベーターの場所を確認してから行くと◎
【○○線 ○○駅 構内図】等で検索すると
エレベーターの有無や、場所がでてくることが多いです!
狭いエレベーター
エレベーターを見つけてもまだ困難が…!
双子ベビーカーだと、とても狭いです。
今は広く作られているエレベーターも多いですが、狭いエレベーターだと入口でひっかかってしまい、いつもベビーカーを横向きにして引っ張って出し入れしていました。(日本育児ツインハートの場合)
おかげでベビーカーのタイヤがかなりすり減りました。
また、他に乗る人がいる場合双子ベビーカーはかなり場所をとるのでなかなか乗れない場合も。
エレベーターの乗り降りでベビーカーを引きずっていると、電話中にもかかわらず近くにいたサラリーマンの方が携帯を肩に挟みながら一緒に持ち上げてくれました。
その後は何事もなかったように颯爽とさっていきました…☆
エレベーターが無い、または点検や故障中
私がすごく驚いたのがエレベーターの無い駅があること。ベビーカーもですが車椅子の方や、体が不自由な方もとても不便ですよね。
昼寝している場合もあるのでエレベーターがないのは本当に不便に感じました。また、エレベーターがあっても点検中や故障中もよくありました。いつ終わるかわからない点検や、いつ直るのかわからない故障は出会いたくないハプニングの一つです。
エレベーターがない駅では駅員さんに声をかけると手伝ってくれます!
駅員さんを呼び一緒に持ち上げるか、双子が歩ける場合は歩いて上らせ、ベビーカーは持ち上げて運びました。
エレベーターがない場所で双子を歩かせてベビーカーを運んでいると、優しいお兄さんが代わりに持って運んでくれました。
ラッシュ時間と重なってしまった時
朝や夕方のラッシュ時間はかなり混むのでなるべくは避けたい時間帯です。
しかし、待ち合わせの都合で早い時間に乗らなくてはいけない時や、帰りが少し遅れてしまいラッシュと重なった時もありました。あまりにも混みすぎて何本か電車を見送った事も。都内の駅ではホームに人が居すぎてエレベーターから降りられず、双子をおろしてベビーカーを畳んだ事もありました。
ラッシュ時は女性専用車両や一番前の車両など、なるべく空いている車両に乗りましょう。あまりにも混んでいる場合は、何本か電車を見送ったり、大変ですが子どもが歩ける場合はベビーカーを畳んで乗せ、空いてきたらベビーカーを開いても◎
電車とホームの間が広い
今まで全く気にした事がなかったのですが、電車とホームの間って結構空いてたり段差があったりします。
ハンドルに体重をかけて前タイヤを持ち上げてから、後ろのタイヤを持ち上げて乗せていました。少しタイミングを間違えると、隙間にタイヤが挟まってしまいそうになるなど怖い経験もした事があります。
電車の乗り降りでは、近くにいる人たちが頻繁に手伝ってくれました。
どこの駅でも手伝ってくれる人が多くとても助かりました。
電車での居場所
電車に乗れても居場所に困ります。
混んでるときはかなり邪魔になるので、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。また混んでいる場合、開くドアから離れた場所にいると人が多すぎて目的の駅で降りられなくなってしまうときも。
電車が空いていて、優先席が空いてればすぐ横にベビーカーをつけて座れます。
ほとんど開かない方のドアのすみにベビーカーをよせていました。
混雑時、開くドアと反対側の優先席に座っていたのですが目的の駅に着いても、人が邪魔をして前に進めず降りるのを諦めかけていたら、一人の女性が『ベビーカー通るからどいて下さい!』と大きな声で叫んでいただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
子どもの電車酔い
電車に乗っても、いつも子どもがご機嫌とは限りません。そこで子どもの機嫌をとるためにiPadでYouTubeを見せていたことがありました。しかし、下を向いていたせいか大量に嘔吐。急遽次の駅で途中下車し、着替えや後処理にかなり大変でした。途中でファブリーズを買ってベビーカーに大量に振り撒いたことを覚えています。ちなみに新幹線に乗った時も同じ失敗をしてしまいかなり大変だったので、もう二度と同じ経験はしたくありません。
酔いやすい子はなるべく下を見させない。
酔いそうな場合は抱っこしたり、外の景色を見せて気分転換を。また、何がおこるかわからないので着替え一式、ビニール袋、おしりふき、タオルは必ず持ち歩きましょう。
子どもの機嫌
なんといっても一番心配されてるのはこれじゃないでしょうか。うちの場合も最寄り駅まであと少しって時に二人同時にギャン泣きされた事があります。周りにはすごく迷惑になりますが、あと少しのところだったのでなだめながら電車に乗り続けました。笑
優しい方も多いですが、怖い顔で『しっ!』っと言われてしまった事もあります。
子どもの機嫌がとれる物を大量に持ち歩く。私は大きなリュックに常にお菓子や飲み物、おもちゃなど沢山入れていました。
でもどうしても泣き止まない時ってありますよね。周りが気になる場合は、申し訳ない気持ちも持ちつつ周りの人の目を見ないように。あまりにも酷い時は途中下車をして落ち着いてから電車に乗りましょう。
ベビーカー無し!でふたごと電車移動のコツ!
混雑時
子どもが3歳を過ぎてからはベビーカーなしで電車に乗ることが多くなりました。ベビーカーのときと比べて幅を取らないことや、いちいちエレベーターを探さなくて良いなどメリットはありましたが、デメリットもたくさんありました。
混雑時には、ベビーカーがない分スムーズに電車に乗れますが、ずっと立っている状態なので子どもが疲れてグズりだしたり、身長がかなり低いので大人に埋もれてしまい息苦しい、酔ってしまうなどの問題がありました。
常に話しかけて上を向かせてあげました。
同時に抱っこは難しいですが、交互に抱っこしました。
長く歩けない
子どもによって様々だと思いますが、うちの子は長く歩いてくれませんでした。
駅から近い場所なら大丈夫ですが、少し離れた場所が目的地の場合はかなり大変でした。上野動物園に行った時は、動物園から上野駅まで二人同時にギャン泣きしているのを無理矢理歩かせた事もあります。駅でアイスを買ってあげたらケロッとご機嫌になりました。
時間がかかることを想定しておく。
遊びながらや、休憩しながら無理のないように◎
昼寝
私がベビーカー無しで一番困ったことが昼寝です。
ベビーカーの時は、ベビーカーで勝手に寝てくれていたのですが、歩きだとそうはいきません。帰りの電車で寝てしまうことはしょっちゅうありました。一人なら抱っこ出来ますが二人同時だと持ち上げるだけで一苦労。座れなかった場合は一人を抱っこ、仕方なくもう一人を床に座らせて足で支えてた時もありました。笑
うちの場合は起こすと更に機嫌が悪くなるので、電車から降りる時は二人同時抱っこでホームのベンチまで運び、しばらく昼寝させてから帰っていました。人が多く利用するホームのベンチで2時間寝ていた事や、公園の花壇のわき、しかも蟻がお散歩しているような場所で膝枕をしながら1時間寝ていた事もありました。その時期は正直おでかけが怖くなりました。笑
起こして機嫌の良い場合は良いですが、うちみたいに機嫌が悪くなる場合はとことん昼寝させましょう。
思い返すと良い思い出に◎
電車が来たと思ったらトイレ
これは、いまだによくある事なのですが、駅のホームで電車を待っていて、やっと電車が来た!と思ったら『オシッコ!』と叫ばれます。それが×2人。
トイレはまた改札近くまで戻らなけらばならないのでとても面倒です。
ホームに行く前にトイレに寄るようにしましょう。
だけどその時は出なくても電車が来る直前になるとしたくなるんですよね。そんな時はそうゆうものだと思って諦めましょう◎
まとめ
いかがでしたか?
私がはじめて1人で双子を連れて電車に乗ったのは、双子が8ヶ月の頃。お友だちの家まで、最寄り駅から目的駅までは乗り換え1回で18分。最初は無事に目的地までたどり着くのか、電車の中でグズらないかと…不安でいっぱいでした。
そんなとき、私の背中を押してくれたのが同じ双子ママの存在でした。そのママはとってもアクティブで、怖がることなく双子を連れておでかけをしていました。その姿をみて、私も双子とのおでかけを楽しむようになりました!
うちの娘達は4歳5ヶ月になり、電車でのおでかけもだいぶ楽になりました✨
まだ幼い時は大変な思いも沢山すると思いますが、今ではどれも良い思い出になっています。
少し不安な電車移動でも、世の中には優しく手を差し伸べてくれる人達が沢山います✨
是非皆さんも怖がらずに、お子様たちとのおでかけを楽しんでください♪
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