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MMツイン妊娠出産体験記

多胎妊娠の膜性診断の中でも、最もリスクが高いといわれているMMツイン
1絨毛膜1羊膜といわれ、一つの胎盤を共有しているために栄養の悪循環が起こるリスクがあり、さらに、多胎児を隔てる膜がなく、へその緒が絡まってしまうリスクがあるのが特徴です。

今回はMMツインの妊娠出産体験記をご紹介します。

MMツインの妊娠出産体験記

MMツインだとわかったとき

妊娠4〜5週頃に妊娠発覚。双子だと分かったのが妊娠10週でした。
その時に診て下さっていた先生から

  • おそらく、とても珍しいMMツインであること
  • 個人病院では産めないから大きい病院に紹介状を書くこと

を説明されました。
この時はMMツインがどれだけハイリスクかわからず、まずは双子ということに驚き&喜び&これからへの不安が大きかったです。

大きい病院を受診

双子妊娠がわかった翌日、紹介状を持って大きい病院を受診しました。ここでMMツインのリスクについて詳しい説明を聞き、一気に不安になりました。
この子たちを無事に産めるのか…いつ亡くなってもおかしくない状態とわかり、産まれるまで不安な気持ちが消えることはありませんでした

家族の反応

主人や親も、最初双子と聞いた時は喜び&育てていけるかな、という不安があったようでしたが、MMツインのリスクを聞いてからはまずは無事に産まれるかが心配なようでした。

妊娠の報告

無事に生まれるかどうか…と考えていたので妊娠の報告には気をつかいました。

職場への報告

職場には迷惑をかけることになるかもしれないと思い、きちんと報告しました。
上司には、つわりが重かったこともあり早い段階から双子であること、更にその中でもハイリスクなMMツインであることを伝えました。その後つわりが落ち着いて復帰してから、同僚たちにもMMツインというハイリスクな妊娠であることを伝えました。

本当はあまり言いたくなかったのですが、迷惑かけることになるかもしれないので職場にはちゃんと話すようにしていました

友人への報告

友人たちにはほとんど言えませんでした。

幸い双子妊娠する前に友人がほとんどいない土地に引っ越してきたこともあり、友人たちと会う機会が少なくなっていました。なので妊娠していること自体、ほとんどの友人には言いませんでした。

ごくごく一部の親友と、妊娠中に会う機会があった1人の友人にだけは打ち明けていましたが、赤ちゃんが2人とも亡くなってしまった時のことを考えると…友人たちに気を遣わせるのも申し訳なく、言えなかったです。

無事に産まれてからもいろいろ心配は尽きず、NICUにいる間もやはり出産したことは言えませんでした。結局大多数の友人には、NICU退院の目処がたち、「本当に大丈夫」と確信できた頃にやっと報告できました。

MMツインだからこそ大変だったこと

エコーが長い

エコーは毎回じっくり30分ほどかけて診て頂いていました。ゆっくりエコーを診てもらえるように、一般の診療時間ではない時間に診察にうかがっていました。

MMツインならではのリスクとして、赤ちゃんたちのへその緒が絡まるのが一番怖いので、へその緒を重点的に診て頂いていました。また、MDツインと同じようにTTTSの心配もあったので、どちらかが貧血になっていないか、体重差はどうかもじっくり診て頂きました。

一番つらかったのは、メンタル

MMツインだからこそ大変だったと思うことは、妊娠中常にお腹の子が生きているかどうか心配なままで居ることでした

メンタル的にかなりつらかったです。他の膜性よりも管理入院が早く始まることもつらかったですが、とにかく不安が大きく、つらかったです。

胎動が安心材料に

胎動が始まってからは、二人が生きてると分かり安心できました。
へその緒が絡まないよう程々に動いてほしいなとは思いましたが、動いていること=胎動を感じることは赤ちゃんたちが元気に生きていると確認できる安心要素でした。

妊娠中のスケジュール

検診の間隔は妊娠23週までは2週間に1回それからは1週間に1回で、他の多胎妊婦さんと同じでした。
私は28週から管理入院になりました。予定帝王切開は34週でしたが、結局33週で緊急帝王切開になりました。

現在MMツインを妊娠されている方へのメッセージ

MMツインということで、不安な毎日を過ごされていると思います。

明日にはお腹の中で子どもたちが亡くなっているかもしれない…という恐怖の中で過ごすのは、本当にしんどいですよね。辛い気持ち、不安な気持ちは是非ご家族や先生たちにたくさん吐き出して下さい。気持ちが楽になることはなかなかないかもしれませんが…胎動がはじまり、お腹の子が生きている実感が湧いてくれば、子どもたちからたくさん勇気をもらえると思います。

胎動を気にかけて

胎動が分かるようになったら、ぜひ胎動の様子は気にかけるようにしてみてください。

私が緊急帝王切開になったときは、片方の子の胎動がなんとなく少ないような弱いような気がしたのがきっかけでした。入院中だったので急いでNST(赤ちゃんの心拍などから状態を確認する検査)をしてもらったら、片方の子の心拍が落ちていることが分かりました。あの時は夜中でしたが、あのまま朝まで胎動が弱いことに気付かなかったら…と思うと今でもゾッとします。

長期入院も安心材料に

入院が長いのは辛いですが、その分安心感もあると思います。メソメソしたっていいんです。たくさん弱音を吐いたっていいと思います。絶対大丈夫!とはなかなか言えないのが辛いところですが、お腹の子たちが元気で産まれてくることを信じて、一日一日大事に過ごしてくださいね。

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