【三つ子出産期】③緊急帝王切開・産後のあれこれ

三つ子妊婦 緊急帝王切開と産後

前回の記事

  1. 第一回記事「妊娠&シロッカー手術について」
  2. 第二回記事「管理入院」

管理入院も75日目を迎えた34w6dのこと。
朝一番に入ったトイレでほんのわずかですが鮮血が出ていることを確認。
すぐ夜勤の看護師さんへ伝え、モニターを装着してもらい、お腹の張り具合を見てもらいました。
暫くして当直の先生が「張りは落ち着いてきたけど、もう34wだし、お母さん十分頑張ったから産んじゃおう!様子見たとしても、明日から土日で先生達少なくなるし手術するなら今日がいいよ。」
とまさかの大人事情も含んでいた!(笑)

手術準備~手術中のこと

手術準備

早産になるので胎児の肺の成長を促すステロイド注射をしてもらい(筋肉注射なのでこれがまた痛い!)、その後病室のベッドごと分娩室に運ばれる筆者。剃毛や、手術準備のために点滴のルートを数本取られました。
この間に家族に連絡(夫には朝一で手術になるかもと連絡し病院へ向かってもらっていました)、Twitterやインスタグラムでフォロワーさんに手術になるよー!と報告。
手術室に入るまでスマホ片手にそわそわしていました。
さて、連絡したころには会社の最寄り駅に着いていた夫も到着し無事に手術室へ。シロッカーぶり2回目の手術室です。
あれよあれよという間に裸にさせられ手術台で麻酔をかけてもらい先生到着を待つ筆者。この時何かあったときのために、と輸血用の点滴のルートも取られます。

手術室のスタッフの多さに驚き!

多胎児の帝王切開は、手術室に沢山のスタッフが入ります。
私が覚えてるかぎりでは、

  • 執刀医、第一助手、第二助手
  • 担当の麻酔の先生、サポートの先生
  • 担当の助産師
  • 産まれてくる赤ちゃん1人に対して1人ずつの新生児科医師と看護師
  • その他オペ室の看護師(何人いらっしゃったかは把握できず)

確かに、土日でスタッフが少ない時の品胎妊婦の帝王切開は大変ですね…。
幸いにも、執刀医は担当の周産期センター長にしてもらえましたし担当の助産師さんも出勤していたので個人的にはベストメンバーでの帝王切開になったと思います。

いよいよ帝王切開!

緊張していないと思っていましたが、麻酔が終わって仰向けに戻った時担当の助産師さんが手を握って下さいました。
今までの入院生活を思い出し涙が溢れ出てしまいました。助産師さんやオペ看の方が優しく声を掛けて下さり、さらに涙腺崩壊。
35w過ぎるまで頑張るつもりだったのでお腹の三つ子に申し訳なくなり悔しい気持ちと、早く産んでしまいたい、楽になりたいという気持ちで複雑な気分でした。
今回は気持ち悪くなることもなく、また緊張のあまり頻脈で先生に笑われる事無く順調に進みました。
「34w6d、陣発による⚫⚫さん(筆者のこと)の緊急帝王切開開始します」と執刀医の声で手術スタート。
手術が始まってすぐ1人目が誕生。お腹を開いてからが早かった。
11:44、1人目。11:45、2人目。11:46、3人目。一分おきに出てきます。
自分の体が大きく揺れ、そして一人ずつ出る度に体がどんどん軽くなることに驚いた筆者。
3人とも産声をあげてくれ、ホッとしたのも束の間、すぐに新生児科の先生が処置、保育器に入ってNICUへ向かいます。
この時、担当の助産師だった方が眼鏡をかけさせてくれ、NICUへ向かう三つ子を保育器越しに見せて下さいました。
一瞬だったけど、頑張れ~!とエールを送る事ができました。
筆者は術後の処理をしてもらっている最中にシロッカーの糸も抜糸したそうです。麻酔がかかっているので感覚はゼロ。
あっという間に手術が終わりました。

術後のあれこれ

その後術後管理をするために個室へ移動しました。時々先生や看護師さんがやってきて傷や悪露の具合を確認。
人によっては麻酔の影響で具合が悪くなる方や術後血圧が高くなる方も。
私は血圧が少し高くなりましたが特に大きな問題はありませんでした。ただ、上半身が痒くなったのを覚えています。麻酔の影響なのか、体を温めてもらっていたので(電気毛布がかかっていた)、そのせいなのかは定かではありませんが、下半身の身動きが取れない中での痒みは地味に辛かったです。

NICU入院したての三つ子たち

三つ子たちの処置が落ち着いてから今後の説明を受けるため夫が面会に行きます。
(このときデジカメを託して写真を撮ってきてもらいました)
次女 1903g・42㎝
三つ子出産 次女
三女 1707g・43㎝
三つ子出産 三女
長男 2023g・45㎝
三つ子出産 長男

早産、かつ低出生体重児ですが予想以上に大きく生まれてきてくれて、そして元気な三人に胸がいっぱいになりました。
夫はNICUにて今後の治療方針や退院までのおおまかなスケジュール、面会の仕方などの説明を受けてきます。
担当の新生児科医も後ほど病室まできてくれ、改めて私もお話を伺えました。

術後の筆者

みなさん気になる帝王切開後の体。
術後よりも翌日と翌々日がピークに痛かったです。術後の翌日午後から点滴類が外れ歩行開始、尿カテーテルも外れました。
でも痛くて長くはあるけず、階下のNICUへは車いすで連れて行ってもらいました。
ここで筆者にとっての問題が三つ発生しました。

  1. 尿意を感じない・・
    ▶これは尿カテによる一時的な排尿障害だったようで退院するころには元通りになっていました。
  2. 血栓予防の筋肉注射がクソ痛い
    ▶え?注射?聞いてないよ・・って思いました。そして痛い。午後0時と午前0時の二回打ちます。夜中だから叩き起こされて注射します。
    おそらく手術時間によって打つ時間は変わるようです。人によっては午後9時、午前9時でした。
  3. ③とにかく忙しい
    ▶朝起きてから朝食、バイタルチェック、合間に搾乳、身支度、NICUへ面会、搾乳、お昼ごはん、昼寝(え?)、搾乳、おやつ、面会、搾乳、夕飯、消灯時間まで余裕があれば面会・・合間のどこかでシャワーやトイレ、検査があれば検査。
    実に忙しい。これはNICUに赤ちゃんが入院している人あるあるだと思います。ほぼ病室にいませんでした。
    なので担当助産師さんとすれ違いの日々。マタニティーブルーもあったけど忙しくてメソメソしている時間があまりなかったように感じます。夜、一人で搾乳していると悲しかったけど。
    (NICU・GCUに入院しているときのことはまた後日記事にしますね。)

最後に

今思い返せば貴重な入院時間でした。もっとゆっくり過ごしても良かったように思えます。
不安なことはもっと看護師さんや助産師さんに伝えたり質問しても良かったかなぁ。
入院が長くなる分、院内のことがわかりすぎて、遠慮してしまうこともありました(笑)そこは反省点でもあります。
多胎妊娠がわかって不安な気持ちに駆られているママたちのために、この記事が一人でも多くの多胎妊婦さんの支えになってくれればと思います。
文:maco

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