こんにちは。ライターのkaoruです。
前回は「出産育児一時金制度」について我が家の利用方法を踏まえてお話しました。
今回は「限度額適用認定証」について
そして実際に我が家が支払った額について、お話したいと思います。
↓前回のお話はこちら
双子妊娠・出産への経済的な負担感…
出産や育児にかかるお金のことは、多胎妊娠の不安の要素の一つだと思います。
単胎妊娠よりも管理入院になったり
入院が長引く可能性が高いため
医療費がいくらかかるんだろう…。
お腹の中の子たちのためとは分かっているけど
お金のことも心配…。
私自身、不安に思うことがたくさんありました。
その医療費への不安感を少し軽くしてくれるのが
「限度額適用認定証」の手続きをしておくことなのです。
「限度額適用認定証」とは
もともと高額な医療費を支払った場合、その後手続きをすることで限度額以上支払った分が戻ってくる「高額医療費制度」というものがあります。
あとからお金が戻ってくるとはいえ、長期で入院した場合、一時的な支払いの負担が大きくなりますよね。
そこで、事前に限度額適用認定証の手続きをしておくことで(入院する際、交付された認定証を病院へ提示すれば)限度額以上の医療費の請求はないことになるのです。
どちらの方法を利用しても、支払う医療費の額に変わりはありません。
- 一旦医療費を全額支払い、あとから手続きをし限度額を超えた分が戻ってくるのが高額医療費制度
- 入院前や入院中に手続きをし、医療費を支払う際に、限度額で支払うことができるのが限度額適用認定証
私の場合、26週からの管理入院が事前決まっていて、2~3か月の入院になることが分かっていました。
なので、事前に手続をし限度額適用認定証を準備。
入院する際、病院へ提出することができました。
毎月の医療費の支払いへの不安感が少し軽くなったのを覚えています。
限度額適用認定証取得の手続き
各健康保険組合へ申請することになります。
- 国民健康保険に加入している方は自治体の担当窓口へ
- 会社勤めで健康保険に加入している方は各会社で加入している健康保険組合へ申請することになります。
私の限度額っていくら?
そもそも自分の限度額っていくらになるの?という方は
こちらのHPに載っている表を確認してみてください。
▶全国健康保険協会 協会けんぽ HP
被保険者の所得に応じて区分が設けられています。
パパの扶養に入ってる方はパパの所得に応じてです。
この額は1か月あたりの額です。
入院が2か月や3か月になる場合は、×2、×3の額の支払いになります。
また、食事代や部屋代には適用されないのでそれらは限度額+αになることをご注意ください。
【双子出産】我が家の実際の支払い額
実際に我が家のケースを参考に支払った額を説明します。
▼状況は次の通りです。
〇病院 | 大学病院 |
〇入院日数 | 83日(産前:77日 産後:6日) 月は3か月またぎました。 |
〇分娩方法 | 帝王切開(予定通り) |
〇部屋代 | 産後1日10,000円の部屋に入室 それ以外は室料0円の大部屋で過ごしました |
〇子の入院 | 出産後、双子はNICU・GCUに入ることなく すぐに母子同室が可能でした。 |
実際にかかった金額
医療費 | 395,726円 (部屋代、食事代含む) |
分娩料 | 463,000円 |
・分娩介助料 | 276,000円 |
・新生児管理保育料 | 155,000円 |
・産科医療補償制度 | 32,000円 |
書類代など | 10,206円 |
合計 | 868,932円 |
金額に関しては病院や分娩の状況で大きく変わってくるものなので、参考程度。
約3か月の入院だったので、医療費の部分が額として大きいですが、入院日数が短ければ少なくなるでしょうし、逆に部屋代のかかる部屋に数日入院すればその分が多くなります。
管理入院が決まって居なくても早めの準備が吉!
管理入院が決まっていても、決まっていなくても、早めに準備しておくのが安心!
私の場合、事前に入院することが決まっていたため早めの準備が可能でしたが、入院することがはっきり決まっていなかったとしても、多胎妊娠の場合、管理入院になる可能性が高いので準備しておくのがオススメです◎
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