『双子の親になりました』三豊ちぇり
大変なのも倍、感動も倍!?
不妊治療から双子の妊娠、出産、核家族パパ&ママ
初めての育児(~1歳)までを綴るハートフル&実用コミックエッセイ。
思い描いてた育児と全然ちがった…
双子を出産して大ショックだったのは、思い描いていた育児とは全然違っていたこと。
もっと笑顔で、もっと余裕のあるママになりたかったのに……
不妊治療の末に授かった双子ちゃん。
子どもがいる生活って、笑顔が絶えなくてとにかく幸せで…と思ってたのに…
思わず「これは幸せなの?」と思ってしまった、ドタバタ育児のスタート。
これは多胎ママなら、誰でも感じたことのあることではないでしょうか?
双子の出産、育児は、妊娠中の大変さの想像を越えてくる。
そんな双子育児を、どちらの実家にもヘルプを頼まず、パパが1か月育児休暇をとったりと、ふたり乗り越えていく様子が漫画で描かれた一冊です。
怒涛の妊娠出産育児で悲壮感あふれるような部分も優しい絵のタッチで、ハートウォーミングなコミックエッセイに。
120人の双子ママに実施したアンケートからの生の声をたっぷりプラスされていて、自分と似た境遇の人のコメントも見つかるはず。
個人的にハッとしたのは、双子の女の子の命名の部分。姉がスモモちゃん、妹がコモモちゃん。
姉妹の順番で呼ばれる時はスモモちゃん、あいうえお順で呼ばれる時はコモモちゃんが先になり、なるべく平等にという配慮がなるほどと思わされました。
これから双子の命名を考えているかたには参考になるのではないでしょうか。
双子・三つ子・多胎児の名付け多胎マムではSNSを利用し、先輩ママたちに多胎児の命名について、意識したポイントを調査!予告ナシ、24時間の限定公開でしたが述べ120人もの多胎ママたちからアドバイスをお寄せいただきました。ご協力[…]
これから双子育児が始まろうとしている方には色々とヒントになることがちりばめられています。
双子の命名60年の歴史双子を多く入学させている、世界でも珍しい東京大学教育学部付属中等教育学校。創立以来60余年で、およそ900組の双子たちが入学してきたそうです。そこの村石幸正 副校長先生によると、双子の名前は時代を反映して変[…]