1番くわしい双子同時授乳!
第三回は、腕立て授乳のやり方です。
腕立て授乳の概要
多胎ママなら一度は試したことがある!?
他の同時授乳のコツが掴めなかったときや、Wフットボール抱き授乳でうまく赤ちゃんを支持できなかった時にに行き着くのがこの腕立て授乳。
赤ちゃんに覆いかぶさるように、四つん這いになって授乳する方法で、首すわり前〜二人同時に直母する方法です。
正式名称は不明ですが…
赤ちゃんが仰向けなので〝あおむけ授乳〟とよんだり、まるで赤ちゃんが車を点検している整備士のように見えることから〝車検〟という愛称もあるそう!
ここでは、連想のしやすさから〝腕立て授乳〟と呼びます。
〝W腕立て授乳〟のポイント
本当の〝うでたて〟ではなく…
両ひじ、両ひざ、おでこの5点で支える
これが、少しでも楽に、この授乳方法を進めるポイント。
〝腕立て授乳〟とはいえ、本気の腕立てスタイルはそれだけでとってもキツいです…。
両ひじ・両ひざをつけた四つん這いのポーズになりましょう。
さらに、ママのおでこ用に枕があると首も楽になり、5点で支えられるのもっとラクになります!
ママの姿勢
ママにとっては体力的にキツい授乳方法です。
赤ちゃんを潰さない&浅吸いにならない微妙な位置を保つのは、筋トレさながら!
ポイントで紹介したように、両ひじ・ひざ・おでこの5点で支えられるのが理想的です。
あえて「授乳と筋トレを同時にやる!」というモチベーションで挑むのもアリ!?
タタイマムのアンケートでは「片足あげてやってました!」という声も!
赤ちゃんの姿勢
頭を少し高くしてあげる
仰向けでの水分補給は大人でも難しいですよね、赤ちゃんも同じです。
溢乳(いつにゅう=授乳後、少量の乳を吐くこと)による窒息事故を防ぐためにも、完全に仰向きではなく、少し傾斜をつけたお布団に横たわらせたり、赤ちゃん用に枕を置いてあげると飲みやすいです◎
赤ちゃんの頭の高さを調節することで、ママにとってより状態をキープしやすい設定にすることもできます。
並べ方
「ⅱ」←のように縦に2人横並びにするのが一般的。
もし互いに手が出たり、窮屈そうであれば赤ちゃんを「ハ」の字になるようにしてもOK!
一度に2人に合うポジショニングを取るのは難しいので、まずは1人のポジショニングを決めてから、それに合わせてもう1人を移動させた方がアタフタしにくいですよ◎
授乳方法
ママは2人に覆いかぶさるように四つん這いになります。
引け腰になると浅吸いになって痛いので、最初は一人ずつ手を添えて、ちゃんとくわえさせてあげましょう。
あとは飲み終えるまでそのままの姿勢をキープ!
まとめ
他の同時授乳がうまくできなかった時や、「授乳で寝たのにお布団に置くときに起きてしまう…!!」という時にチャレンジする方が多いと思います。
しかし、ほとんど腕立て(プランク)のような姿勢で行わなければならないためかなりキツいです…。
〝1回やってみたけど、それっきり〟という方も多数いらっしゃいました…!
〝うでたて授乳〟をうまく取り入れている方は、上記のポイントをおさえて〝少しでもラクにできる方法〟を実践しているようなので、ぜひ試してみて下さい!
慣れてくると「肘をつきながら手も空いて、携帯操作もできた」という方もいらっしゃいましたよ◎
授乳クッションなど特別なグッズも必要なく、オーソドックスなWフットボール抱き授乳に比べ初心者でもセッティングしやすい点も◎
記念受験ならぬ〝記念授乳〟!!
多胎育児ならではのW授乳。
「せっかく多胎児を授かったから、特別な経験はしておこう!」と記念に色んなW授乳を楽しむのもいいですね!
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