生後5ヶ月の双子ママです。
出産前から、授乳をどのように進めていくか悩んでいました。
ここでは生後1ヶ月まで混合栄養 → 完全ミルクに以降した私の場合を記しておきます。
双子出産〜生後一ヶ月までの混合栄養育児
出産〜入院中の双子授乳
出産前から、授乳をどのように進めていくか悩んでいました。
母乳がでるなら、母乳をあげたいけれど、そもそも2人分の母乳ってでるものなのか…?
…と不安もあり「混合で頑張ろう」とうっすら考えていました。
出産した病院は(完母推奨ではないけれど)母乳を推奨していたので、帝王切開後すぐさま搾乳機をつけました。
そのかいあってか、母乳がでるようになり、さらに双子の一方が母乳を飲むのが上手で母乳が爆発的にでるようになりました!
産後の入院中は最大80mlくらい搾乳できました。
2人には、ほぼ母乳をあげて、足りない分をミルクで補っていました。
入院中は2人同時に母子同室をしていない時間も多いので、母子同室している一人に直接母乳を与えた後、さらに搾乳して新生児室にいる子の分を確保する。という感じで授乳をすすめていました。
私の場合、1人の授乳に30分くらいはかかり、さらに搾乳で30分以上かかっていました。他にもおむつ替えやげっぷ出しなど…お世話も含めると、1時間30分ほど…。新生児の授乳サイクル3時間では、ほぼ休む時間がありませんでした。
次の授乳までの間に睡眠や、食事をとりたい!トイレに風呂に…と、入院中でさえ忙しかったです。
退院後 家での授乳準備
家での授乳の導線は妊娠中に考えておけばよかったと後悔しています。
退院後準備したものは下記の通りです。
- 哺乳瓶13本くらい
私はとにかく数を集めました。
メーカーはバラバラに用意していましたが、部品を確認するのが面倒になり、最終的にピジョンの母乳実感に揃えていきました。
たくさんの哺乳瓶を使ってみて、哺乳瓶が10本あると、完ミでも夜~朝イチの授乳まで慌てずに乗り切れるので便利だと思いました。生後5ヶ月を過ぎた今は4本くらいで回せるので、240mlの大きいものを4本入れておくとよいと思います。 - 消毒セット
電子レンジで消毒するタイプを用意していましたが、本数があるので、電子レンジだと時間がかかり、レンジの動作音も気になったので、ミルトンを使うようになりました。
ミルトンはつけ置きした後、薬液を振り切ってから、すぐ使うことができます。薬剤は24時間替えなくてよいのが楽でした。 - 洗浄セット
スポンジ・洗剤など - 乾かし場所
ミルトンでつけ置き消毒した後は、そのまま薬液をよく振り切るだけで使えるようですが、ずっと入れっぱなしだと哺乳瓶が回らないので、小さいかごにいれていました。 - 水筒
湯冷ましをいれたり、夜中のお湯を入れるために使っていました。 - ウォーターサーバー
里帰り中の実家にあり便利だったので、自宅にも導入しました。
双子生後一ヶ月〜完全ミルク栄養
入院中から、混合栄養に煩わしさ(時間的な部分)を感じていたこともあり、完全ミルク栄養に切り替えていこうと考えていました。
完ミに切り替えた理由
双子ママで完全母乳の方もいます。
入院中は母乳の量もでていたので、私も、もしかしたらできたのかもしれないと思います。
しかし…
- 双子の一方が母乳を飲んでくれなかったこと
- 二人同時授乳が難しかったこと
- 一人飲んだあと、次飲む子の分がどのくらい残っているのか分かりにくいこと
- (母乳は消化がよく、ミルクに比べて)頻回授乳になりやすいこと
- 哺乳量を知るため、飲む前後で体重を量っていたこと(その間泣きっぱなしでした)
などの理由から母乳育児をあきらめてしまいました。
もちろんメリットの多い母乳育児ですので、自分でできる範囲で取り組めるとよいと思います。
私は、1ヶ月かけて搾乳の回数を減らして、胸がはらなくなってきたのを機に完全ミルクに移行しました。
「母乳(搾乳)をどのくらい飲んだ」とか、「何時に搾乳した」「冷蔵庫に搾乳が入っているから次はそれをどっちにあげる」…など考えなくてよいので、私としてはストレスが減りました。生後3ヶ月まで里帰りしていたのですが、ミルクだと私以外の人も授乳できるのがありがたかったです。
不安だったのは「ミルクをどのくらい飲ませればいいのか」ということでした。
悩んだのはミルクの量
ミルクの量はミルク缶に表示されている分量を目安にしていましたが、なかなかその通りにはいきませんでした。
我が家の双子はそれぞれ飲む量も、1日に飲む回数もバラバラだったからです。
Aは2ヶ月になる前から夜は起きても1回。9時間くらい寝続けることもありました。
Bは3ヶ月すぎても1日7回くらい授乳タイムがありました。
(5ヶ月を越えた今は何となく飲む回数が同じくらいになってきて、おのずとリズムも同じになってきてしまいました)
ミルクの量については、我が家のオリジナルルールで下記のように意識していました。
- 2時間半は間をあける
- 1日の総量を缶の表示より多くならないようにする
(例)缶の表示 「200ml×5回」 なら1日1000mlくらいになるようにする。
1回分は、ミルク缶の表示を一つの目安にしながら、それぞれなるべく吐き戻しがない量で満足する量を探しました。
ちなみに、我が家の場合1週間で2缶(800gの大缶のミルク)消費していました。1缶1700円位なので、結構な金額ですね…!!
タイミングはバラバラで良し
双子なので授乳のタイミングは一緒にするほうが、夜間に親が起きる回数は減りますが、我が家のように飲む回数や量がバラバラという場合もあります。
私は2人に同時に泣かれてしまうことにも、ストレスを感じやすかったので、一方が起きた時に、もう片方を起こすことはせず、子どもの飲みたいタイミングで(泣いたら)あげる。というようにしていました。
「母乳で育ててる?」への返答方法
授乳関係で気になるのが「母乳(で育ててる)?」という言葉です。
正直「他人に関係ないわ~」と思ってしまいますが、返事をしなきゃいけないときもあるので…
私は「双子だと体がもたないです~」と言って追い返していました(笑)
さいごに
すべて私の経験談なので、エビデンスはありませんが、「母乳育児で育てるべき!」という意見を聞いて、複雑な気持ちになっている方の参考になれば幸いです。
大人になったら0才の時の記憶もないだろうし、赤ちゃんの時に母乳で育ったか、ミルクで育ったかは関係ないと思っています。
それよりも、親の精神状態が最高になるように多胎児の授乳期を乗り越えるのが最善だと思います!
色々な意見を言う人もいると思いますが、気にしないで、ママのメンタルを大切にしながら多胎育児を乗り越えましょう!
コメント