保育園は働いたり、就職活動、学業をしている親の利用するところだと思っていませんか?
地域によってはリフレッシュ目的でも一時保育を使うことができます。
今回は実際に利用してみてわかったことをまとめました。
一時保育の利用を考えている方の参考になれば幸いです。
双子で一時保育利用してみた
一時保育を知ったきっかけ
児童館のスタッフさんが、育児に苦しそうな私を見て「こういうのつかってる?」と教えてくれたのがきっかけでした。
保育園は就労や就学等の条件があると思っていましたが、私の住む自治体(以下A市)では、リフレッシュ目的での利用もできました。
リフレッシュ目的での利用ができた!
A市の一時保育は、基本的にフルタイムでない仕事をしている人や保護者が入院など緊急事態の時に預けられるようになっています。
その他に、月1回までリフレッシュ目的での利用が可能となっています。
A市での一時保育利用ルール
- 断続的な就労の場合
- 緊急時(入院等)
- リフレッシュ
利用目的によりそれぞれ利用できる日数が決まっています。
他にも…
・市内在住者の利用に限る
・利用できるのは生後5ヶ月〜
・他の幼稚園や保育園に属していない子が対象
といったルールがあり、利用前に面談(申し込み)が必要でした。
私はリフレッシュでの利用で、月1回自分へのご褒美としています。
料金
私が利用したA市の場合、料金は給食費込みで、1日2000円程度。
双子なので、2人分で1日4000円です。
利用の流れ
申し込みをする
利用前に一番ネックに感じていたのが申込に子どもたちをつれて行くかどうかです。
双子を抱えての外出は大変ですよね。
私の場合は、母が子守をお願いして一人で行く時間を作ることができましたが、なかなか難しい方もいらっしゃると思います。
園にもよると思うのですが、思いきって連れていくのもアリなのかもしれません。私が申込に行ったときは「子どもたちを見たかった!」と言われました。
書類を書いたり、説明を聞くときは大変かもしれませんが、ある程度おもちゃもあるので、貸してくれたりします。
書類を記入している間に、お子様の様子を、遊びながら観察する園もあるようです
登園準備
実際に一番大変だったのは一時保育のための準備物の用意でした。
洋服やタオル、着替え、哺乳瓶の用意と記名が×2人分。なかなか骨が折れました。
これまで、洋服はかわいいものを選んで購入していましたが、さすがに保育園では汚すだろうと思い、動きやすい〝保育園用の服〟を購入しました。
一時保育で利用した保育園は、特に指定がなかったのですが、園によってはフード付、キャラクター、裏起毛、スカートスパッツなどがNGだったりするところもあるようなので、事前に確認しておくのがオススメです。
我が家は来年度から保育園への入園を希望していいるので、大きめのサイズの〝保育園用の服〟を買いました。
(※来年度入れる保育園は決まっていないので、キャラクターやフードは避けて選びました。)
一時保育の利用で必要だった物リスト
- 手拭きタオル
- 食事エプロン
- 着替え3組
- オムツ
- お尻拭き
- バスタオルとタオルケット(お昼寝用)
(お昼寝布団が入るかもしれませんね) - 帽子
- 哺乳瓶
- マグカップ
- 連絡ノート
多岐にわたるので、最初の準備するときは間違えないように、入れ忘れないようにと必死でした。
また、これだけ頑張って準備しても「あまり一時保育を利用しないかも…」という方は準備損になってしまいそうですね。
利用当日
連絡帳に本人の体調や様子を記入して、お願いした時刻につれていきました。
給食のメニューにアレルギーがないか(初食材がないか)確認し、書類に記入して預けます。
あとはお迎えまで、ゆっくりと…
と思っていましたが、結局できないんですよね(笑)
いつもできないところの掃除をしたり、病院や美容院、マッサージなんか行けたらいいほうで、離乳食のストック作ったり、子どもの服の整理したりで1日が終わっていく…。気づいたらお迎えです。
お迎えに行った際に1日の様子を聞いたり(連絡帳に書いてくれているのですが一応聞きました)、持ち物を確認し帰宅。
帰ってきてから、洗濯物を仕分けたりすると明日の洗濯の大変さに気づかされたりします。
一時保育を使用した感じたメリット・デメリット
デメリット
- 荷物の用意や事前準備が大変
- 感染症のリスクがある
- 集団保育なので自宅保育のほど手厚くはない
メリット
- 保護者のリフレッシュになる
- 本格的に復職する前に、ある程度の感染症にかかっておいてほしい(免疫をつけておいて)という希望がある場合
- 家ではできない活動ができたり、おともだちと関わることができる
- 家ではない場所に慣れるという意味で、とてもよかった
- 復職前に自分の慣れにもなる(通園イメージが具体的になる)
A市では、産後の支援として「一時保育」を利用できるという形でしたが、自宅にヘルパーさんが来てくれたり、保育園などの補助がでる地域もあるようです。
双子や多胎児だから使えるサポートもあるようなので、自分の住んでいるところがどんなサポートをしてくれるのか、できれば産前にしらべられるといいですね。お金がかかるものでも本当に辛いときは頼ってみんなで子育てをしていきたいものです。
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