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唾さえ飲み込めない…【重症妊娠悪阻】の体験記

あらすじ

唾さえ飲み込めない…【重症妊娠悪阻】の体験記

私は双子妊娠中、肝機能障、腎障害、脱水、重症妊娠悪阻、子宮頸菅無力症、臍帯下垂など…トラブル続きでした。
今回は「重症妊娠悪阻」について私の体験記をまとめました。

「重症妊娠悪阻」とは?

特に症状の重い悪阻(つわり)のことを、「重症妊娠悪阻(じゅうしょうにんしんおそ)」といいます。
多胎妊娠は悪阻も重症化しやすいといわれています。

私の「重症妊娠悪阻」の症状

妊娠発覚時

妊娠発覚時は軽い気持ち悪さでしたが、6週頃(2回目の検診で双子妊娠だと発覚した頃)から本格的な悪阻が始まりました。
最初は吐き悪阻でした。
毎日食べたい物が変わり、少しですが食べられていました。

自分の唾液も飲み込めない…「唾液悪阻」

8週頃から唾液悪阻もはじまりました。食べ物は食べられず、ゼリーも果物も食べられませんでした。
自分の唾液も飲み込めずジュースやお茶はもちろん、水や氷も受け付けなくなりました。
無理矢理体に水分を取り込もうとしましたが余計に気持ち悪くなり、かかりつけの産科に助けを求めに行きました。
当時通っていた産科は入院施設がなかったので、点滴だけの処置でした。
先生からは「赤ちゃんは母体が食べなくても元々蓄えたもので成長できる」と言われ、安心しました。
4日通い続けましたが家では何も飲まず食べず、ビニール袋を抱えてずっと布団に横になってました。
「食べなくても大丈夫」と言われても何も食べれず徐々に減っていく体重に不安な毎日でした。
インターネットの悪阻体験談を見て色々な食べ物に挑戦してまたが、8週半ばからはそんな気力も出ませんでした。

気持ちの変化

気持ちも不安定になりました。
夜、横で寝ている旦那に殺意を覚え何回も起こして泣きついてました。
あんなにも喜んだ妊娠だったのに…何回も何回も妊娠を辞めたいと考え親友に泣きついてました。(旦那には言えませんでした)少し経つと妊娠を辞めたがったことを後悔して自己嫌悪の日々でした。

母体の命が危なかった

妊娠9週辺りから立てなくなり息切れ、息苦しさ、手の震え、体重減少、眩暈が起きて入院を勧められ入院施設のある出産予定の病院へ紹介されました。
結果体重はマイナス15キロ、肝機能腎機能障害、脱水、重症妊娠悪阻と診断され入院しました。入院先の医師から赤ちゃんの命の前に母体の命が危なかった。といわれたほど、切迫した状況でした。
それから1週間、悪阻食を少し口に入れて点滴を毎日して…何とか水分やゼリーを取れるようになりました。
それでも匂いのするものは食べられませんでした。
電解質が正常値になったのち、退院。
退院後は入院前ほどの悪阻もなくなんとかコントロールをしながら過ごせました。

仕事について

今回の重症妊娠悪阻で、仕事は退職せざるおえませんでした
1月に転職して8月に妊娠発覚。
妊娠6週頃までは仕事中、少し横にならせてもらったりしていました。
8週頃から吐き悪阻と唾液悪阻になってからは、人前に出られる状況ではなく有給休暇を使いました。
そして10週頃、重症妊娠悪阻で入院。職場には電話で伝えました。女性の多い職場でしたが悪阻で入院した人はあまりいなかったようで驚かれました。悪阻での入院時には有給休暇は使い果たしており、休職させてもらうことに。退院後職場復帰する予定でしたが思うように働けず職場から退職を勧められました。
幸いにも資格のある職業で復職もしやすく、長く働いた職場ではなかったので未練はなかったです。そして、双子の命に変えられるものは無いので肩の荷が降りた気がしました。ただ貯金もなく今後旦那の給料だけでやっていけるのかかなり不安がありました。そして、自分の無知が招いた結果ですが、多額の住民税と保険料の請求に驚きました

「重症妊娠悪阻」で悩む方へ

私自身も重症妊娠悪阻になってアドバイスが欲しい、助けて欲しいと思っていました…
しかし、雑誌やネットに載っていることには個人差があって、その人にぴったり当てはまるものってないんだな…と実感。
「赤ちゃんが元気な証拠」
「終わらない悪阻はない」

と言われても、「じゃあ経験してみなよ」と捻くれた考えに陥ってしまいました
なので、良いアドバイスが思いつきませんが…
1つ言えるのは赤ちゃんは本当に可愛いってことです。
産まれるまでは本当に苦しく、こんなに辛い思いさせられるなんて…可愛いと思えなかったらどうしよう…と思ったこともありましたが、全てチャラになるくらい可愛くて堪らないです
「10ヶ月頑張って元気な赤ちゃんに会って、実家に頼って赤ちゃん預けて好きなことしよう!」という気持ちで、思いつめないように、耐えるしかないと思います。
もちろん、無理をしない・病院に頼ることは凄く大切で「悪阻で病院に行ったって治らない」と思うかもしれませんが、命に関わる事態になる前に点滴等の処置をしてもらったり、何かあっても先生が助けてくれる安心感も大事だと思います。

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この記事を書いた人

26歳双子ママ
妊娠発覚から、重症妊娠性悪阻、肝障害、腎障害、切迫流早産、子宮頸管無力症、臍帯下垂などなどトラブル多発。34週6日で1768gと2068gの元気や双子男子出産。

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