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「まさか、わたしが双子を妊娠⁉︎」きみママの双子妊娠レポート②

あらすじ

1人目とは違った双胎妊娠
マイナートラブルや転倒で不安になった妊娠中期

3歳の息子を育てながら現在一卵性の双子を妊娠中のきみママです。
第1回妊娠初期編を読んでいただいた方、ありがとうございました。まだの方、大丈夫です!画面を下にスクロールすると第1回をお読みいただけます。
このレポートは、わたしの実体験を通して同じ境遇のママさんが抱える不安を少しでも和らげられたら、という思いで配信しております。
第2回は、妊娠中期のお話です。待っていたのはマイナートラブルの数々でした。

前回のお話はこちら↓

第2回 妊娠中期編「マイナートラブル続発〜多胎妊娠は大変〜」

妊娠5ヶ月 – ん⁉︎謎の痛み

つわりも落ち着いてきたある朝、寝ている体を起こし座ると「ズキッーーン!」と痛みが走りました。
「イタッ!何この痛みっ!」
最初は何か分からなかったのですが、妊娠後期悩まされる“痛み”がある、と聞いたこと思い出し調べてみると「恥骨痛」だと分かりました。
息子を妊娠中は恥骨痛の経験はなく初めてでした。恥骨痛とはどんなものなのか気になった方は、ネット検索で「恥骨 痛い 妊娠後期」と調べるとすぐ出てきます。ちなみに、恥骨の場所は、おへそに指を当て、真っ直ぐ下に指を下ろすと硬い部分に当たるそこが恥骨になります。恥骨というくらいなのでもちろん骨です。その部分が「ギシギシ」痛んだり、わたしのように「ズキッーーン!」と痛むのです。
妊娠後期でなるものばかり思っていたので、まさか5ヶ月で痛むとは予想外でした。産科の先生からは、内転筋(太ももの内側にある筋肉)のストレッチと腹帯を勧められました。幸い、わたしは朝起きた時だけなので歩行に支障はでていませんが、歩行困難になることもあるのでガマンせず、自分にあった対処法をオススメします。

これが「張る」って感覚⁉︎

5ヶ月に入ると一般的に「安定期」といわれ、胎盤が完成しつわりも落ち着いてきて比較的ゆったりと過ごせる数ヶ月間といわれています。しかし、多胎妊娠に安定期はありません。
先生に「お腹が張ったらまず休んで下さい」と何度も聞かされていましたが、息子を妊娠しているときには経験しなかったので、正直張っている感覚が分かりませんでした。よく、「カチカチになる」とか「パンパンになる」と聞きますがピンとこないまま過ごしたある日のことでした。
夕食をちょっと食べすぎ、後片付けに少し長い時間立っていました。お風呂に入り、髪の毛を洗おうと体を前倒すのですが全然前に倒れないのです!お腹をさわると「パンパン」に。焦りました〜。どうにかお風呂は入れましたが、それ以来食べ過ぎずには注意し、お腹が張ったら座ったり横になるなどして休むようになりました。
5ヶ月だからと思わず、多胎妊娠の場合は小さな変化に気をつけてあげることが大事だと実感しました。

まさかの転倒

お腹が大きくなる妊娠後期は、重心が前になり転倒することがあるのでゆっくり行動しましょう、と聞きますが多胎妊娠の場合はいつも気をつけなければいけないと実感した出来事です。
息子を保育園に送り届け、帰る為園の扉を開けたその時でした。
気づいた時には、わたしはアスファルトの上にうつ伏せで倒れていました。
幸い、両手をついていたのでお腹は強く打っていなかったのですが、それでも妊娠している体で転倒したことに少し動揺しました。気を落ち着かせて帰宅。その後お腹の張りや出血はなかったものの心配になり病院へ電話。状況を説明し念のため診察することになりました。最悪の事態も考えながら診察。2人とも元気で出血や早期胎盤剥離も見られないとのことでした。遅れて症状が出ることもあるので注意が必要とのことでしたが、こちらも大丈夫でした。
今回、園で泥除けマットに足を取られて転倒したようです。単胎妊娠と違い早めにお腹が大きくなり前が見えなかったり、重心が前になったことも原因かと思います。
この出来事でわたしは「息子の時とは違う、気をつけないと」と自分に言い聞かせました。一般的な週数で起こることは多胎妊娠には関係ない!いつでも起こる!そう思うようにしました。

まさかの衝突

転倒もしたのですが、衝突も経験しました。といっても、家のクローゼットの扉に軽く正面衝突しただけなのですが、その後お腹の張りと軽く出血したのでこれまた焦りました。息子の妊娠中は出血もなかったので、正直転倒の時より焦りました。
旦那さんに付き添ってもらい病院へ。先生が心配していた、双胎間輸血症候群、頸管の長さも問題なしでした。
一安心しましたが、転倒した時に気をつけると自分に言い聞かせたはずなのにと少々落ち込みました。それ以来、ゆっくり歩いたり、人混みでは手すりを持ったりするなど気をつけています。

家族3人で行く最後の旅行

マイナートラブルで落ち込んでいるわたしに元気になってもらおうと思ったのだと思います。また、息子にも少なからず窮屈さを感じさせていることもあるだろうから、と家族3人で最後の思い出作りに、夫が旅行を計画してくれました。5ヶ月入ってすぐだったので、つわりは少しありましたがお腹はまだ大きくありませんでした。産科の先生にも状態はいいが無理せずにと言ってもらいました。
旅先の条件は下記の3点。

  • 何かあればすぐに帰って来られる距離(車で3時間以内)
  • お宿の近くにいざというときのために総合病院があること
  • 小さい子どもも宿泊OK

旅行当日はいいお天気で特に急ぐこともなかったのでゆっくり出発。息子は楽しそうで終始笑顔。わたしも、久しぶりに少し遠くに出掛けるのでウキウキ、ワクワク気分でした。普段出掛けるよりも、休憩の回数と時間を増やしてもらいながらゆっくり向かいました。
宿は想像以上に子どもに優しいところでした。子ども用浴衣にスリッパ、お菓子のプレゼント、お食事処では子ども用イスの種類が豊富で普段使っているイスに似たものを選べたり、温泉では子ども用イスもあり夫に息子を任せても安心でした。
帰りに少し観光してゆっくり帰宅。おみやげもたくさん買って、出産前にステキな思い出を作ることができました。

懐かしい胎動

息子を妊娠中は「胎動」がどんなものなのか分からず6ヶ月ぐらいまで気付かなかったのですが、今回は2度目ということもあり早い段階で分かりました。
胎動は何度経験しても嬉しいもので、今までエコーでしか元気な姿を確認できなかったものが、「ポコッ」と動く度に普段の生活の中で元気に成長しているんだと実感できます。
ちなみに、左側を下に寝るので最初の胎動は左の子が先でした。

妊娠6ヶ月-慢性的な睡眠不足

6ヶ月に入り、お腹もだいぶ大きくなりました。見た目は8ヶ月くらい。もともとお腹が前に出る傾向にあるようですがそれにしても大きい。まわりからも、もうすぐですねと言われたりしていました。
この頃から少し腰痛が出てきて、寝ていても同じ姿勢で腰が痛くて目が覚めるということがでてきました。また、妊娠当初からあったのが3時間毎に目が覚めまとまって睡眠がとれないことでした。息子の時も3時間毎に目が覚めていたので、慣れてはいましたが日中眠くなるのが悩みでした。唯一の救いが、出産後3時間毎の授乳が妊娠中から3時間サイクルだったのでしんどくなかったことです。

2ヶ月前倒し準備

万が一の緊急入院に備えて、2ヶ月前倒しにいろいろな準備をしました。
自分の入院準備、赤ちゃん服等の準備、役所へ必要書類提出など自分で動けることはなるべく早めに済ませておきました。入院してしまうと、全て旦那さんにお願いしなくてはいけなくなり、もしもの場合仕事を休んでもらったりと大きな負担になることが予想されました。それでなくとも、入院となれば保育園の送り迎えや家事など普段わたしがやっていることを、旦那さんにしてもらうことになるので、いつも以上に大変になります。少しでも、負担を減らしておいてなんとか入院期間を乗り切ってほしい、と思ったので自分が動けるうちに自分で出来ることはやっておくようにしました。

胎動にも性格が⁉︎

よく動くのが左側の子で初めて胎動を感じた時から活発でした。右側の子は6ヶ月に入ってようやく胎動を感じるようにはなりましたが、それでも左右差が激しい。こんなことを感じるのも多胎妊娠ならではの体験ですね。生まれてきてもこの性格差は引き継がれるのか楽しみです。

妊娠7ヶ月-お腹がよく張る

7ヶ月に入ると頻繁にお腹が張るようになりました。
今までなら座るか、横になれば戻っていたものがなかなか治らないこともでてきました。健診でもはじめて切迫気味と言われ、内服薬も処方してもらい「ついにきたか‼︎」と管理入院の文字が頭をよぎりました。
それでも、先生の口からは「管理入院」とは一言も出なかったので、とりあえず今までより安静の時間を増やして動き過ぎないようにしていました。

やっぱりやってきた後期つわり

息子の時もあったので、今回もあるだろうなと思ってはいましたが意外と早くやってきました。
それはある日突然で、寝ようと横になると胸がムカムカしました。なんとなく消化されず、いつまでも胃に食べたものがあるような感覚も。まだ、7ヶ月だったので気のせいだと思うようにしていましたが、3日間程同じ症状が続き「後期つわり」を認めざるを得ませでした。お腹も臨月並みに大きくなり息苦しさとの闘いの中、「またつわりに苦しむのか〜さようなら、わたしの妊婦生活〜泣」と悲しくなりました。

後期つわり対策

後期つわりの場合、初期のつわりと違い子宮が臓器を圧迫することで起こるものなので、対策といってもまわりの方がされていることとほとんど同じです。

  • 食事を分割して食べる
  • 消化の良いものを食べる
  • よく噛んで食べる
  • 就寝時頭を少し高くする

分割食べや消化の良いものを食べる、よく噛んで食べるのは初期のつわりの際にも実践していました。
就寝時頭を少し高くしたのは、胃のムカムカや逆流対策で助産師さんに教えてもらいました。いろいろ試しましたが、バスタオルを何度か折りたたみ高さを調節したものがしっくりきて、就寝時の不快さが少し軽減されました。ただ、少し高くして寝るので肩凝り、首凝りに気をつけて下さいとのことでした。

つづく

第2回 妊娠中期のお話はここまでです。
長い文、読んでくださりありがとうございました。
この体験記が不安なママさんたち気持ちを和らげられますように。
次回は、いよいよ妊娠後期「タイトル未定」。どんな体験が待っているのかいないのか。お楽しみに。

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この記事を書いた人

3歳のおしゃべり息子とMDツインの双子を出産、男3人を育てる33歳ママです。ハイリスクといわれている多胎妊娠。同じ妊娠中の方の不安を少しでも和らげられる実体験エピソードなど配信しています。

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