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夜間授乳がラクになる添い乳。メリットとデメリットは?

夜間授乳 添い乳

我が家の双子は混合栄養で育てましたが、生後4ヶ月頃から卒乳まで夜中は母乳を飲ませていました。
夜中に起きてミルクを作り、飲ませて、寝かしつけて、その後に哺乳瓶を洗って…という作業がツラくなってきて、夜中の授乳を母乳にしました。
ここでは双子の夜間授乳「添い乳最強説」と、さらに添い乳をやめた話をご紹介します。

あらすじ

夜間授乳の体勢

ズバリ、添い乳です!

添い乳(そいちち)とは?
ママが赤ちゃんに添い寝をしながら、授乳をする方法。 夜中の授乳が頻回な低月齢の時期はママにも赤ちゃんにもラクですし、寝かしつけの方法としても、効果的です。

メリットデメリット
おっぱいで寝かしつけてから、お布団に置く時に起きるリスクを回避できる
ハイハイができると「セルフ添い乳」で、自分で飲みに来てくれるようになる
双子のもう1人が自分の番を待てずに泣いてしまう→もう一方が起きる→繰り返し…で添い乳で眠れなくなってしまった
乳を口に含んでないと泣いてしまうようになった

添い乳のメリット

添い乳は、赤ちゃんとお母さんの身体がピッタリとくっつくため、より安心感があり母乳を飲みながらそのまま眠りに就ついてくれることが多かったです。

抱っこで授乳したあと、眠った赤ちゃんを布団に置くときってとても緊張しますよね。「ふえ~ん!」と泣いちゃったときの絶望感といったら…(涙)
多胎児や上に兄弟がいると、ひとりの泣き声に驚いて寝ていた子まで起きてしまう…なんて悲劇もよくありますよね…。

添い乳では、赤ちゃんが布団に寝転がった(半分寝返りした状態)で授乳ができるため、授乳中に寝落ちした赤ちゃんが体勢が変わったためにグズッたり起きたりするリスクが少なかったように感じます。

私は、双子が寝返りできるようになった4ヶ月頃から添い乳のお世話になっていました。

添い乳は、授乳中に眠ってしまったお母さんの胸で赤ちゃんの鼻や口を塞いでしまうなど、事故に繋がる可能性もあり「お母さんが授乳中に寝てしまいそうなときは、添い乳はやめましょう」という意見もあります。
私も、添い乳での授乳中は眠らないよう注意していました。どうしても眠たいときは、座って抱っこの体勢で授乳をしていました。

ハイハイができるようになると更にラクに!
『セルフ添い乳』

ハイハイができるようになると、夜中に目覚めて私の方まで近寄ってきて、寝ている私の体に自分でよじ登り、服をめくって母乳を飲もうとするようになりました!!

なので、双子が同時に起きたときは、仰向けに寝転んだまま服をめくって、よじ登ってきた双子を小脇に抱えて(支えて)授乳をしていました。
こんな感じです。

セルフ添い乳
セルフ添い乳

まさに、『セルフ添い乳』です。
飲み終わって満足すると、自分で寝返りを打って布団に戻り「グー」っと再眠してくれるように。
我が子ながら、たくましいです!
この『セルフ添い乳』ができるようになってからは、パパの力を借りることはほとんど無くなりました。

寝かしつけの最終手段=添い乳!

赤ちゃんの寝かしつけにおいて最強の手段…。
それは、授乳(母乳&ミルク)だと思っています!

我が家の3人の子どもたちも、長い間授乳で寝かしつけをしていました。
双子たちは混合栄養で育てていたのですが、お風呂あがりにミルクを飲ませていました。ミルクを飲みながら眠ることもよくありましたが、ミルクで寝ないときは布団の中で添い乳をして寝かしつけていました。
添い乳での寝かしつけは、ほぼ確実にすんなりと寝てくれる、私にとって『神ワザ』でありました。

デメリット:『神ワザ』が、私を苦しめる…?!

寝かしつけの添い乳、万歳!!
…な毎日を送っていたのですが…。
大問題が起こります。
添い乳で、寝なくなってしまったのです!!(涙)
添い乳で眠らないって、どういうこと?!
どうしてそんなことになったの?!
…そこには、双子ならではの理由がありました。
そして、悩んで悩んで、寝かしつけを添い乳に頼ることをやめました。

添い乳では眠れない…!!

順調にいっていた添い乳による寝かしつけですが、6ヶ月を過ぎた頃から、双子が眠るまでに時間がかかるようになってきました。
そして、少しずつ少しずつその時間が長くなり、二人ともを寝かしつけるのに1時間近くかかるように…!!
どうしてそんなことになってしまったのかと言うと…

双子がそれぞれ、授乳を待てなくなってしまったのです。
ひとりを授乳していると、背を向けられているもうひとりが、「ちょっと、なんでわたしが後まわしなのよ?!!」とばかりに大号泣するようになってしまいました。
その泣き声で、授乳されている方もウトウトしていたのに起こされてしまい、なかなか授乳が終わらず…。

10分交替で交互に添い乳をしたりもしましたが、待ってる方も途中で授乳を打ち切られた方も、大号泣。
トントンでは落ち着かず、ギャンギャンの泣き声を聞きながらの寝かしつけは、かなり苦痛でした…。

さらに、もうひとつ問題が。
やっとふたりとも寝たと思ったら、眠りの浅い双子姉がすぐに起きるようになってしまって…。
おっぱいを吸ってないと眠れないようになってしまっていました。
夜に家事もできない、睡眠時間も減ってゆく…。
疲労が溜まる一方でした。

一念発起!添い乳、やめます!

そんな状態が1ヶ月近く続き、睡眠不足でストレスもピークに。
お風呂あがりのミルクを寝室で飲ませてそのまま寝かしつけにかかる、という方法も試してみましたが、当時2歳の息子のお世話も手がかかっていたので、あまりスムーズにいかず…。
悩んだ末、双子が7ヶ月を過ぎた頃、一念発起して寝かしつけの添い乳をスッパリとやめることを決断しました!
(※私の場合は、21時頃の最初の寝かしつけのみ添い乳をやめることにして、夜中に目覚めたときはこれまで通りに添い乳で再眠させていました。)

寝かしつけの添い乳をやめて良かったこと

それからは、5分で寝るときもあれば30分近くかかるときもありましたが、おっぱいを欲しがって大泣きすることは無くなり、一緒に布団に転がっていると自分で眠れるようになっていきました。

そして、21時過ぎに眠ってから深夜1時や2時頃までぐっすりと眠ってくれるようになりました!眠りの浅かった双子姉も長く眠れるようになったのは大きな収穫でした。家事の時間や自分の時間も作れるようになって、私のストレスもぐーんと減りました。

夜中の授乳は卒乳するまで続きましたが、授乳なしで眠る感覚をわかっていたからか、卒乳も1日で完了しました!
さらに、お昼寝のときも授乳やミルクなしで眠れるようになりました!
ちょうど、上の息子が寝つきが悪くなりお昼寝もあまりしなくなって困っていたので、布団にみんなで転がっていると双子は勝手に寝てくれて、私は息子の寝かしつけに集中できたのでとても助かりました。

最後に

いかがでしたか?
私と同じように、早く寝てほしいから・大声で泣き続けられると辛いから…と、寝かしつけを授乳に頼っているママさんも多いと思います。
もちろん、それだって育児の素晴らしい工夫です!赤ちゃんも、心が落ち着いて眠ることができますもんね。
もし私のように寝かしつけにつまづいていたり
「夜間断乳をしようかな」
「そろそろ卒乳しようかな」
…と検討中のママさんがいらっしゃいましたら、私の体験談が参考のひとつになれば嬉しいです。

そして、最後に声を大にして言いたいのは…
「1日の子もいれば、1週間の子も、1ヶ月かかる子もいる。
でも、どの子もおっぱいやミルク無しで眠れる日は必ず来る!」

その日を信じて、ママさんと赤ちゃんたちのペースで進んでいきましょう。

※本記事は筆者の体験に基づくものであり、全てのお母さんや赤ちゃんに当てはまるものではないということをご了承ください。

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この記事を書いた人

4歳の男の子と2歳の双子の女の子、3児の母。
双子は35週で自然分娩。
現在は、こども園で働くワーキングマザーです。

あらすじ