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初産で四つ子を妊娠・出産【経験談】

四つ子妊娠出産体験記 よつご 妊娠

初産で、よつごを妊娠出産しました。
妊娠発覚から管理入院までの生活、不安な気持ちがどう変わって行ったか……参考になる方がいらっしゃれば嬉しいです!

あらすじ

最初は一人からの…よつご妊娠発覚!

妊娠が分かり次の日、すぐに病院に行くと、初回の内診エコーで胎嚢(=赤ちゃんの包んでいる袋)を一つ確認。
まだ赤ちゃんは確認できませんでした。
翌週また来てくださいと言われ、二回目の受診。

なんと!胎嚢が三つ!
「え?三つ子?」
まさか自分が三つ子を妊娠するなんて…
思ってもみませんでした。

双子は周りにもたくさん居たけど、無事出産できるのかのかな?
全く想像できず不安で押しつぶされそうなまま帰宅…そして家族に報告。
母は「みつごちゃん時々いるね」と、内心ビックリしているはずなのに、私を不安にさせまいと落ち着いて話を聞いてくれました。
そして1週間後…3回目の受診

胎嚢が四つ…
「まさか…よつご?」
一瞬にして頭がパニックになり、
三つ子でも不安でいっぱいだったのにさらに不安になり、涙があふれてきました。
その日はずっと不安で眠れませんでした。
四つ子なんて聞いた事ないし、
4人とも無事に産めるのかな?
どうやって生活して行けばいいの?
とにかく全てが不安でした。

家族の後押しで、頑張る決意を

2回目の受診で三つ子ちゃんとわかった時に家族には話していました。
「受診するたびに増えてるから、もしかしたら次四つ子ちゃんになってるかもね〜」なんて会話もしていました。
でもまさか!まさか!本当になるなんて誰も思ってなかったので家族全員、すごく驚いていました。
しかし、母は「3人も4人も変わらない!大丈夫!」と言ってくれて、その一言で私は頑張ろうと誓いました。

病院選び

妊娠発覚当初、病院は小さな産婦人科に行っていましたが、よつご妊娠発覚後、すぐに大きな病院に転院することになりました。
多胎妊娠は出産のリスクが大きく、NICUなどの設備が整った大きな病院で出産する事がほとんどの様です。

妊娠初期の医師からの指示

4回目の受診から大きな病院に転院になり、仕事もドクターストップが出て、お休みする事になりました。
とにかく安静に!!その言葉の通り、家からはあまり出ずできるだけ横になっている生活が始まりました。

職場への報告

3つ子ちゃんとわかった時点ですぐに一度報告しました。
大きな病院で初めて検診の前日(9w頃)に出血し一日入院することになり、翌日大きな病院を受診した後、4つ子だと報告しました。
医師からドクターストップが掛かったことを伝え翌日からすぐに休むことになりました。
上司はさすがに4人だと働かないし安静にしなければならない事もすぐ理解していただけました。休み方も相談しました。(傷病手当など手当の手続き方法など…)

妊娠初期

つわり

つわりはほどんど無く、仕事中10時の休憩におなかが空いてるとだんだん吐き気が来るのでお菓子を食べて乗り切りました。
吐いたりする事はありませんでした◎
今まで毎朝食べてたお餅が食べられなくなり、納豆巻きが無性に食べたくなったりしていました!

自宅安静時の過ごし方

自宅安静の時は検診以外の日は週に3日程夕食の買い物などに行っていました!
日曜日も出掛けられる時は映画を見に行ったりして、ストレス発散していました。
いつも休みになるとジッとしていられず、出掛けるのが大好きな私は、自宅安静がだんどんストレスになって来た時期もありました。
適度に外に出て、ストレスをためないようにできたのは、も子どもにとって良かったと思っています◎

赤ちゃんの様子

9wで一度出血し病院に走りましたが、大事には至らず、そこから2週間に1度のペースで検診に行っていました。
子どもたちは4人とも順調に成長していて、検診の時に聞く4人の心拍が本当に愛おしかったです。
それとともに、生まれてからの生活面、経済的な不安もまだありました。
まだ全く産後の想像は付きませんでした。

事前にお得な情報を市役所で確認できたのは◎

子どもが3人以上で使える特典など、住んでいる県によって色々割引があったり、お得な情報を妊娠初期のうちに、市役所に確認、登録しておいてよかったです。
しかし、残念ながら、私たちの住んでいる県は多胎児に対する支援が全くありませんでした。

2週間に1回の検診

よつごだと分かってから検診は家から1時間程かかる大きな病院に2週間に1回通っていました。
順調に大きくなる4人の姿をエコーで見るたび「不安だけどお腹の中で4人が必死に大きくなろうとしてる!泣いてる場合じゃない!!」と、いつも病院の帰り道は思っていました。
4人の成長も順調で、お腹が大きくなるスピードが早すぎてあっという間に大きくなりました。

突然の管理入院

21週の検診の日、診察前に沐浴方法や産後の生活について話しを聞く会があり、沐浴練習やオムツ交換の練習を終えて、少しお腹が張ったまま診察に行くと、「子宮頸管長が短くなってるから明日から入院してください」と言われ入院になりました。

まだ21週…
まだまだだと思っていた入院が突然告げられ、なんとも言えない気持ちで、入院がとにかく嫌でした。

5人で1人の身体は今だけ!

入院初日から張り止めのお薬、貧血予防の鉄剤を処方され飲んでいました。
大好きなお風呂も2日に一回と言われショックでした…

そんな時看護婦さんから「赤ちゃんの為!今はとにかく安静に!」と言われ5人で1人の身体はずっとじゃない今だけ!子ども達の為だから頑張ろうと思い、張り止めの24時間点滴だけは避けたいと思ってひたすら横になっていました。

入院当初は出産日もはっきりしておらず、一回家に帰れるかな〜と甘く考えていました…
先生に「いつ頃出産ですか?」と聞くと、一か月半後(妊娠30週)…
先生方が決めてくださった産科、小児科が準備万端で迎えられる日でした。

管理入院中の励み

入院生活が息苦しくなっていた私は、心が折れてしまった時がありました。

春だし桜も見たいし
みんな産前旅行とか行ってるのに行けないし
我慢ばっかり…
看護婦さんに弱音を吐く日も多々ありました。

そんなある日、看護婦さんが病院の外まで桜を見に車椅子を押してくれました。
久しぶりの外の空気、自然と涙が溢れました。
「お腹の4人のために頑張ろう!!」
今までとは違った決意がありました!

出産当日まで「破水したらどうしよう…」
「なにかあったらどうしよう…」と毎日心配でしたが
5人で1人の身体もあと少しだから楽しもうと思い
胎動やお腹の上からの写真、横からの写真をたくさん撮って残しました。

出産当日

無事出産予定日になり、朝エコーをして、点滴、麻酔、手術でした。
半身麻酔なので意識はありましたが、子どもたちが生まれた後、麻酔で体調が悪くなってしまい、その日はひたすら吐いていました…子どもたちはNICUへ。

夜中の子宮のマッサージと注射がとても痛かったのを今でも覚えています。
初乳は夜中に子ども達に看護婦さんが飲ませてくれました。
翌日は浮腫みもひどく、歩くのはとても辛かったです。
でも可愛い子どもたちに会うため頑張れました。

産後の体調の変化

母乳が産後2日〜3日全く出ず、ひたすら搾乳機をしていましたが、もう出ないんじゃないかと諦めかけた時、突然胸が張るようになり母乳が出るようになりました。
入院中は搾乳してNICUに届けに行くのが楽しみでした。

そして産後6日後に退院しました。
帝王切開の傷がまだ少し痛く、実家までは車で1時間ですが胸が張ってとにかく痛かったのを覚えています。

退院後は2時間に一回搾乳して、冷凍してを繰り返していました。

産後の子どもたち

4人のうち3人は呼吸器を付け、1人は呼吸器なしでした。

ある日黄疸が出てライトを当てられている時の姿がとっても可哀想に思えて泣いてしまった日もありました。
点滴をしている日もありました。

ほんとに4人が大きく無事に退院出来るのか不安でしたが、先生を信じ、自分が出来る事は少しでもいい会いに行って母乳を届けること!と思い毎日通いました。
1ヶ月NICU、1ヶ月GCU
産後2ヶ月間子ども達は入院していました。

産後の母子の様子

子どもたちの様子

出産翌日にNICUへ面会に行くことができ、小さい小さい我が子が無事に産まれて来てくれたことに一安心しました。

ベットが隣同士だったり、場所が変わっていたりと色々で、初めは顔も大きさも似ていたのでわからなくなる時もありました。

数日後黄疸が出て光療法がはじまったり、感染症になって点滴したり…と不安になったこともありましたが、主治医の先生からしっかり説明してもらい納得して治療ができました。

入院中のママの過ごし方

出産翌日は帝王切開の傷が痛くて、会いに行くのも車椅子でした。その翌日も痛くて車椅子…。3日目にようやく歩いてNICUまで会いにけるようになりました。
夜中寂しくなったり、不安になった時はNICUに会いに行きました。
子どもたちが頑張っている姿を見て、自分ももっと頑張らないと!と励まされていました。

産後6日目に退院。
まだ傷口が痛く思う時もありましたが生活に支障はありませんでした。

搾乳

産後2、3日は全く母乳が出ず、ほんとに出るのかな?
とりあえず搾乳機を持って看護師さんが時間になったら来てくれましたがほどんど出なくて心配でした

しかし、だんだん胸が張るようになり母乳が出るようになりました。
退院後は2時間で胸が痛くて絞らずにはいれなくなり搾乳していましたが「搾乳しすぎで、母乳が作られすぎてる!」と看護師さんから指摘を受け、できるだけ3時間おきに搾乳するようにしていました。

子どもたちが入院している病院まで1時間強かかる為、母乳を凍らせて保冷剤を山ほど入れて、溶けないように病院まで毎日届けていました。

ママ退院後のNICU・GCUへの面会

産まれて1ヶ月たった頃に、よつごの内2人が、保育器から出てGCUに移動しました。
あとの2人も、その1〜2週間後いGCUに移動し、4人揃って産後2ヶ月ちょっとで退院しました。

4人同時に退院することへの不安はあり「2人ずつ退院」という話もありましたが、その状態で病院に通える自信がなく、子どもたちを出来るだけ一緒に居させてあげたい気持ちから、4人同時退院を希望しました。

退院前に病院に泊まって4人と過ごしましたが、全く寝れず…家に帰って来たらどうなるのか…と先が見えずに不安でいっぱいになりました。

退院前に準備したもの

“よつごだから”と、特別に用意したものはあまりありませんが、とにかく着替えをたくさん用意しました。
頂いたお下がりがほんとにありがたかったです。

チャイルドシートは事前に4つ。使わなくなった方に頂いたり、購入して揃えました。

退院日の様子

退院当日はパパ、祖父、祖母を含め、家族みんなで病院に行きました。
長かった入院生活が終わる喜びと同時に、家に帰ってからの不安な気持ちで退院したのを覚えています。

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この記事を書いた人

2014年よつご出産👧👦👧👧
妊娠中🤰
出産産後の生活👶
少しでも多胎児ママさんと共感できたらと思います🙇‍♀️💓

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